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未経験のITスクール、給付金・補助金で受講料はどこまで安くなる?3つの制度をやさしく比較【2026年最新】


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未経験からIT・Web業界を目指そうとスクールを調べると、多くの人が最初にぶつかるのが「受講料、高い…」という壁ですよね。数十万円というスクールも珍しくなく、「独学で済ませようか」と迷う原因にもなります。

でも、実は国の制度をうまく使うと、受講料の一部(場合によっては半分以上)が戻ってくることがあります。この記事では、未経験者が使える可能性のある代表的な3つの制度——「リスキリング補助金」「専門実践教育訓練給付金」「一般教育訓練給付金」——を、専門用語をなるべく避けて正直に比較します。「自分はどれが使えそうか」「申し込む前に何を確認すべきか」がわかるようにまとめました。


そもそも「安くなる制度」は大きく2種類ある

まず全体像から。スクール代が安くなる公的な制度は、大きく分けると次の2系統です。

  • 雇用保険(ハローワーク)系の「教育訓練給付金」:会社員として雇用保険に入っていた(いる)人が対象。修了後にお金が戻ってくる仕組み。
  • 経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(通称リスキリング補助金):在職中で「転職を目指す人」向け。相談・受講・転職支援がセットになっている。

どちらも「先に受講料を払って、あとから戻ってくる(後払い・還付型)」が基本です。最初にまとまったお金を用意する必要がある点は、先に知っておいてください。

「自分がどれに当てはまるか」は雇用保険の加入状況や、いま在職中かどうかで変わります。ここから1つずつ見ていきましょう。


① リスキリング補助金(最大56万円)── 在職中で転職したい人向け

正式には「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」という、経済産業省の事業です(出典:経済産業省 リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業)。

ざっくり言うと、いま働いていて、学び直して転職したい人を対象に、キャリア相談 → スクール受講 → 転職支援までを一体で支援してくれる仕組みです。

補助は2段階になっています(最終確認日:2026-07-10)。

  • ①受講を修了したとき:受講費用(税別)の2分の1相当、上限40万円
  • ②受講を経て実際に転職し、その後1年間その転職先で働き続けたとき:追加で受講費用(税別)の5分の1相当、上限16万円

この①と②を合わせると、最大で56万円が戻ってくる計算になります。ただし②は「転職して1年間続ける」ことが条件なので、修了しただけでは満額にならない点に注意してください。

  • 対象になりやすい人:登録時・初回面談時に在職していて、転職を目指している人。
  • 注意点:この事業に参加している「対象事業者(スクールや支援会社)」を通して申し込む必要があります。どのスクールでも自由に使えるわけではありません。

最新の対象条件・募集状況は変わることがあるため、経済産業省の公式サイトで必ず確認してください。


② 専門実践教育訓練給付金(最大80%)── 雇用保険に入っていた人向け

こちらはハローワーク(厚生労働省)の制度で、受講料の割合として一番大きく戻る可能性があるのがこのタイプです(出典:厚生労働省 令和6年10月から教育訓練給付金を拡充します)。

給付の割合は、条件を満たすほど段階的に上がっていきます(最終確認日:2026-07-10)。

  • 基本:受講費用の50%(年間上限40万円)
  • 修了後1年以内に資格取得+雇用保険に加入して就職した場合:+20%(合計70%・年間上限56万円)
  • さらに、就職後の賃金が受講前より5%以上アップした場合:+10%(合計80%・年間上限64万円)

つまり「最大80%」は、修了しただけでは届きません。「資格取得」「就職」「賃金5%アップ」まで満たして初めて到達する数字です。広告で「最大80%」だけが強調されていることがありますが、条件付きだと理解しておきましょう。

  • 対象になりやすい人:雇用保険に一定期間加入していた人(在職中でも、離職後1年以内でも使える場合があります。必要な加入年数は初回利用か2回目以降かで変わります)。
  • 手続き:受講前にハローワークで「受給資格があるか」の確認が必要です。始めてから申請しても間に合わないことがあるので、順番に注意してください。
  • 対象講座であること:すべてのスクールが対象ではありません。「専門実践教育訓練」の指定講座に限られます。

自分が受給対象かどうかは、雇用保険被保険者証と身分証明書を持ってハローワークで確認するのが確実です。


③ 一般教育訓練給付金(最大20%)── 対象が広く使いやすい

3つ目は、上記②より対象講座が広く、条件もゆるやかな「一般教育訓練給付金」です。

  • 給付:受講費用の20%(上限10万円)
  • 特徴:②の専門実践ほど大きくは戻りませんが、対象講座が多く、雇用保険の加入期間などの条件が比較的やさしいため、「まずはこれなら使えそう」という人が多いタイプです。

「大きく戻る制度は条件が厳しくて自分は無理かも」という場合、まずこの一般教育訓練給付金の対象講座から探すのが現実的なことも多いです。


3つの制度をひと目で比較

数字だけ見ると「リスキリング補助金と専門実践、どっちがお得?」と迷いがちですが、そもそも対象になる人が違うので、まずは「自分が当てはまるのはどれか」で選ぶのが正解です。

ITスクール | 受講料が安くなる制度

給付金・補助金 3制度の向き・不向き

金額の大きさより「自分が対象になるか」で選ぶのが基本です

戻る割合の上限主な対象者満額の条件
リスキリング補助金 経産省・最大56万円 受講費の1/2+α(上限56万円) 在職中で転職を目指す人 × 転職+1年継続が必要
専門実践教育訓練給付金 厚労省・最大80% 最大80%(上限64万円) 雇用保険に加入していた人 × 資格取得+就職+賃金5%増が必要
一般教育訓練給付金 厚労省・最大20% 20%(上限10万円) 対象が広く条件がやさしめ 修了すれば受給しやすい
  • ※金額・条件は変わることがあります。最終確認日:2026-07-10。最新は各制度の公式サイトでご確認ください。
  • ※「最大◯%」は複数の条件をすべて満たした場合の上限です。修了しただけでは満額にならないことがあります。

IT転職ナビ

表の通り、戻る割合が大きい制度ほど満額の条件が厳しく条件がやさしい制度ほど戻る割合は小さめという関係になっています。「最大◯万円」という言葉だけで判断せず、自分がどの条件まで満たせそうかで考えましょう。

未経験からのスクール選びそのものについては、失敗しないプログラミングスクールの選び方【2026年】未経験者が後悔しないチェックリストも合わせて読むと、制度と合わせて検討しやすくなります。


申し込む前に必ず確認したい4つのこと

給付金・補助金で失敗しないために、スクールに申し込む前に次の点を確認してください。

  1. そのスクール・その講座が対象かどうか:同じスクールでも、対象コースと対象外コースがあります。「給付金対象」と書いてあっても、あなたが受けたいコースが対象とは限りません。
  2. 手続きの順番:多くの制度は「受講前」の手続き(ハローワークでの受給資格確認など)が必要です。始めてからでは間に合わないことがあります。
  3. 満額の条件を満たせそうか:「就職」「資格取得」「賃金アップ」「転職後1年継続」など、満額には条件があります。自分が現実的に満たせるか考えましょう。
  4. 一度立て替えるお金を用意できるか:ほとんどが後払い(あとで戻る)です。最初に受講料を払える資金は必要です。

これらは、多くのスクールが実施している無料カウンセリングで確認できます。カウンセリングで何を聞くべきかはプログラミングスクールの無料カウンセリング、何を聞かれる?準備すべきこと・こちらから聞くべき質問リスト【2026年版】にまとめているので、事前に読んでおくと聞き漏らしを防げます。

なお、給付金・補助金の対象講座を持つ未経験向けスクールとしては、忍者CODEなどがリスキリング補助金対象講座を案内しています。制度が自分に使えるかは無料カウンセリングで相談するのが確実です。毎月の負担を抑えて学びたい人は、まず対象講座があるかを確認してみるとよいでしょう。

未経験からの転職を目指せる補助金対象講座については、忍者CODE公式サイトで確認できます。


よくある質問

Q. 会社員ではなく、いま無職(求職中)でも使えますか? A. 制度によります。専門実践教育訓練給付金は、離職後1年以内で雇用保険の加入期間などの条件を満たせば使える場合があります。一方、リスキリング補助金は「在職中で転職を目指す人」が対象なので、無職の状態では対象外になりやすいです。ご自身のケースはハローワークや対象事業者で確認してください。

Q. リスキリング補助金と教育訓練給付金は両方もらえますか? A. 一定の条件のもとで組み合わせられる場合もありますが、制度や講座によって扱いが異なります。どちらが自分に合うか・併用できるかは、無料カウンセリングや各制度の窓口で確認するのが確実です。二重取りにならないよう、正確な情報を公式で確かめてください。

Q. 「最大56万円」「最大80%」は必ずもらえる金額ですか? A. いいえ。どちらも「複数の条件をすべて満たした場合の上限」です。たとえば専門実践の80%は「資格取得+就職+賃金5%以上アップ」まで満たして初めて到達します。広告の数字は上限であって、全員が満額を受け取れるわけではない点に注意してください。

Q. 手続きが難しそうで不安です。 A. 制度の手続きは確かに書類が多めですが、対象スクールの多くは申請のサポートをしてくれます。無料カウンセリングの段階で「給付金・補助金の手続きはどこまで手伝ってもらえますか?」と聞いておくと安心です。


まとめ

  • スクール代が安くなる制度は大きく「教育訓練給付金(雇用保険系)」と「リスキリング補助金(経産省)」の2系統。
  • リスキリング補助金は在職中で転職したい人向け・最大56万円(ただし転職+1年継続が条件)。
  • 専門実践教育訓練給付金は雇用保険加入者向け・最大80%(資格取得・就職・賃金アップまで満たした場合)。
  • 一般教育訓練給付金は対象が広く条件がやさしめ・最大20%。
  • 「最大◯%」は上限であり、満額には条件がある。申し込み前に「対象講座か」「手続きの順番」「満額条件」「立て替え資金」を必ず確認する。

制度は毎年のように見直されます。金額・条件は必ず各制度の公式サイトや窓口で最新を確認してください。

自分に合う職種やスクールの方向性がまだ定まっていない人は、まずIT/Web転職タイプ診断(無料)で向いている道を整理してから、制度の検討に進むのがおすすめです。

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参考情報:

※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、転職・収入を保証するものではありません。給付金・補助金の金額や条件は変更される場合があります。申請の可否・金額は必ず各制度の公式窓口でご確認ください。