職種別転職

未経験からインフラエンジニア転職は難しい?監視業務の「落とし穴」と後悔しない会社選び


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「Webエンジニアよりハードルが低そう」「未経験歓迎の求人が多い」――そんな理由でインフラエンジニアを検討している方は少なくないと思います。

確かに未経験を歓迎する求人は多い。でも、入口が広いことと、入ってから後悔しないことは別の話です。

この記事では、インフラエンジニアへの未経験転職を正直に解説します。夜勤の実態、スキルが積み上がりにくい監視業務の現実、それでも挑戦するなら何を準備すべきかを順番に整理します。


インフラエンジニアとはどんな仕事か

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク、クラウド環境といった「ITの土台」を構築・運用・保守する職種です。Webエンジニアがアプリやサービスを「作る側」なのに対し、インフラエンジニアはそれを「支える側」と考えるとわかりやすいです。

主な業務は大きく3つに分かれます。

  • 構築・設計:サーバーやネットワーク機器の設計・セットアップ
  • 運用・監視:システムが正常に動いているか24時間確認し、異常があれば対応
  • 保守・改善:障害対応、セキュリティパッチ適用、クラウドのコスト最適化

未経験者がまず任されるのは「運用・監視」業務であることがほとんどです。この点を押さえておくことが、入社後のギャップを防ぐうえで重要です。


未経験転職の現実:入口は広いが「その先」に注意が必要

求人は多い。でも条件の中身を読もう

企業のDX化が続くなかで、サーバーやクラウドを管理できる人材の需要は高まっています。dodaやマイナビ転職には「未経験歓迎」のインフラエンジニア求人が多数あり、30代前半までであれば書類選考を通過しやすい状況です。

ただし、求人の条件をよく読むと「24時間365日のシステム監視」「シフト制・夜勤あり」という記載が多く含まれています。ここを見落として入社すると、入社後のギャップが大きくなります。

「監視業務だけ3年」は将来のリスクになる

未経験で入社した場合に配属されやすい「監視業務」は、アラートが出たら手順書通りに対応し、問題があれば上位担当者にエスカレーションする仕事です。

夜間シフト(深夜0時から朝8時)が月に複数回ある職場も多く、生活リズムが乱れやすくなります。さらに注意が必要なのは、手順書通りの操作を繰り返すだけでは技術的なスキルが積み上がらない点です。監視専任で3年間過ごすと、転職市場での評価が上がりにくいという声が現場からも聞かれます。

監視業務がすべて悪いわけではありません。問題なのは、監視から構築・設計へのキャリアパスが会社として整備されているかどうかです。入社前にここを確認しないと、3年後に行き詰まるリスクがあります。


それでも目指すなら:準備できること

CCNAかLinuCを取得しておく

採用担当者が評価しやすい資格として、2026年現在でもCCNA(ネットワーク基礎)とLinuC/LPIC(Linuxサーバー基礎)が挙げられます。

  • CCNA:学習時間の目安は200〜300時間。ネットワーク系の仕事を目指すなら優先度高め
  • LinuC Level 1:100〜150時間程度。サーバー・クラウド系を目指すなら選択肢になる

どちらも独学可能ですが、効率よく学びたい場合はITスクールの活用も一つの手です。

まず自分がどの方向性に向いているか確認したい方は、IT/Web転職タイプ診断(無料)も試してみてください。

会社選びで確認すべき5つのポイント

転職活動で複数社を比べる際に確認しておきたい点を整理します。

  1. 監視業務からキャリアアップできる時期の目安が示されているか 面接で「入社後3年はずっと監視ですか?」と聞いてみましょう
  2. 夜勤シフトの頻度と回数 月何回か、夜勤手当はいくらかを確認
  3. 資格取得支援制度があるか 費用補助・受験休暇の有無
  4. 客先常駐がメインか、自社内での業務かどちらか 常駐先によって業務内容が大きく変わります
  5. エンジニアの平均在籍年数 定着率が低い会社はキャリアパスが機能していない可能性があります

インフラエンジニアに向いている人・向いていない人

向いている傾向がある人

  • 細かい作業を丁寧に続けられる
  • 夜間シフトや不規則な勤務にも対応できる生活スタイルがある
  • ゆくゆくはAWS・Azure・GCPといったクラウドの設計・構築まで目指したい
  • プログラミングよりも「仕組みを支える側」に興味がある

向いていない可能性がある人

  • コードを書いてサービスを作りたい(WebエンジニアやWebデザイナーの方が合うかもしれません)
  • 規則的な勤務スケジュールがどうしても必要
  • 手順書の繰り返しより、自分でゼロから考える仕事がしたい

自分の適性が判断しにくい場合は、転職エージェントに相談すると、職種の適性を客観的に見てもらえます。


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まとめ:入口の広さと「その後」を分けて考える

インフラエンジニアへの未経験転職は、他のエンジニア職と比べてハードルが低い面はあります。ただし、「監視業務のみ→スキルが積めない→転職市場での評価が上がらない」という落とし穴があることも事実です。

後悔しないための2つのポイント:

  1. 監視からキャリアアップできる環境かどうかを面接でしっかり確認する
  2. CCNAかLinuCで基礎知識を証明してから転職活動に臨む

IT専門の転職エージェントを活用すると、求人票に書かれていない夜勤の実態や組織の雰囲気を事前に確認しやすくなります。焦らず、キャリアパスを見据えた会社選びをすることで、5年後の選択肢を広げることができます。


参考情報:

※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、転職・収入を保証するものではありません。